マンションブランド「LIBTH・」のグッドライフカンパニー、管理戸数増により収益安定!

 九州中心に投資用マンションの販売、住宅管理、プロパンガスの管理を行っているグッドライフカンパニー。不動産会社のなかでは自己資本比率が高い企業のひとつ。規模は小さいが確実に成長しており、将来に期待が持てる企業。マンションブランド「LIBTH・」を展開しており、今後の動きに期待したい。

九州中心部メインの投資マンションのグッドライフカンパニー、業績の行方は?(2021年9月21日投稿)

■基本情報(2022年9月9日時点)

  • 株価:647円(10年来高値:2,050円)
  • 時価総額:27億円
  • 予想PER:11.2倍
  • PBR:1.16倍
  • 予想配当利回り:0%
  • 自己資本比率:42.9%
  • 会計基準:日本基準
  • 株主数:694人(2021年12月31日時点)

■グッドライフカンパニーの業績は?

 グッドライフカンパニーの2022年12月期の第二四半期の売上高は27.8億円(前年同期比△25.0%減)、営業利益1.7億円(前年同期は+2.8億円)の減収減益。グッドライフカンパニーの売上総利益率は+17.3%(前年同期は+16.0%)、営業利益率は+6.0%(前年は+7.6%)。

 売上総利益は4.8億円と売上規模減にともない前年同期の5.9億円から約1.1億円の減少。いっぽう、販売管理費は3.1億円と前年の3.1億と変わっていないため、売上総利益の減がそのまま営業利益の減となった。

■グッドライフカンパニーの事業状況は?

 グッドライフカンパニーは投資用不動産の販売、不動産管理、プロパンガス管理の3つの事業をおこなっている。全体の約9割は不動産販売が占めており、このセグメントの業績がグッドライフカンパニーの業績を左右することは創業以来変わらない。

 注目すべきは、不動産管理、プロパンガス管理ともに成長しているという点だ。不動産管理(プロパティマネジメント事業)は前年同期比+10.1%増、管理戸数は3,798戸から4,269戸に+471戸(+12.4%増)となっている。不動産管理は収益力が高く、売上高の約半分が粗利となっている。

 プロパンガス管理(エネルギー事業)は前年同期比+151.6%と大きく増。管理戸数は1,339戸から2,314戸と+975戸(+72.8%増)となっている。最近のエネルギー価格の上昇が単価に反映していると思われる。こちらも利益率は高く、粗利率は+30%前後となっている。

■グッドライフカンパニーの財務状況は?

 グッドライフカンパニーの2022年6月30日時点のB/Sをみると、現預金は20.2億円、販売用不動産は22億円保有している。いっぽう、有利子負債は約20億円ほどあり、不動産会社としては有利子負債率がそれほど高くない状態だ。

 心配なのは投資用不動産にかかる金利の上昇。一般的に金利が上昇すると不動産価格は下がる傾向にあるため、金利上昇時に不動産を安値販売する可能性があり、そのときに赤字が発生することに注意が必要だ。

■グッドライフカンパニーの株価推移は?

 グッドライフカンパニーの時価総額は約27億円。一時は時価総額100億円近くまで上昇したものの、元の株価に戻ってきた。不動産会社は利益に対する株価の期待が低く、予想PERは10~15倍が限界になるケースがある。予想PERが1ケタという会社も少なくない。よって、グッドライフカンパニーの株価を上げるには、利益の改善が必須だ。タマホームなどは大きな利益を出しているものの、予想PERは8倍前後にとどまる。

注文住宅だけじゃないタマホーム、周辺事業で稼ぐビジネスモデル!(2022年6月18日投稿)

 一度、株価は3倍くらいまで上昇しており、含み損をかかえた投資家も少なくないだろう。グッドライフカンパニーの毎日の出来高は少なく、いまは投資家に注目されていない状況。流動性が低いため、万が一、マイナスの材料がでると大きく下げる可能性がある点に注意が必要だ。

(画像1)グッドライフカンパニーの株価推移

以 上

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