2ケタ成長継続のビズメイツ、過去最高を更新中!

 オンラインビジネス英語「Bizmates」やオンラインビジネス日本語「Zipan」などのランゲージソリューション事業や人材ビジネスを展開しているビズメイツ。業績は好調だ。累計法人契約は1,300社を突破。とくに、営業利益が業績予想から大幅に改善している。

事業規模は拡大も利益率が悪化、今後のビズメイツの戦略は?(2024年1月27日投稿)

オンラインビジネス英語「Bizmates」展開のビズメイツ、採用マッチングサイトも!(2023年7月8日投稿)

■基本情報(2024年9月13日時点)

  • 株価:1,483円(10年来高値:5,750円)
  • 時価総額:24億円
  • 予想PER:14.2倍
  • PBR:1.47倍
  • 予想配当利回り:0%
  • 自己資本比率:72.0%
  • 会計基準:日本基準
  • 株主数:1,261人(2023年12月31日時点)
  • 事業価値:7.9億円

■基本情報(2024年9月13日時点)

 ビズメイツの2024年12月期の第二四半期の売上高は16.6億円(前年比+11.4%増)、営業利益1.6億円(前年比+34.5%増)の増収増益。ビズメイツの売上総利益率は+75.1%(前年は+74.7%)、営業利益率+9.8%(前年は+8.1%)と高い水準。営業利益率2ケタが見えている。

 ビズメイツの売上総利益は前年の11.2億円→12.5億円と+1.4億円の増加、販管費は前年の9.9億円→10.8億円と+0.9億円の増加となり、差し引きで営業利益は+0.5億円の改善となった。

■ビズメイツの事業状況は?

 ビズメイツの売上高は通期予想比+4.2%であるものの、営業利益は予想比+531%と大幅な増益となっている。しかしながら、事業規模がまだ小さいので、営業利益の増益比率はあまり重要ではない。LS事業では個人顧客よりも法人顧客が伸びている。

 ビズメイツは2030年までに売上高100億円、営業利益15億円を中長期成長イメージとして持っている。オーガニック成長では難しいため、M&A等の積極的な投資戦略を組み込む予定だ。

 法人顧客ではビックカメラなどでインバウンド需要増加で小売業の需要が伸びている。業界特有のカスタマイズ教材が好評のようだ。

■ビズメイツの株価推移は?

 ビズメイツの時価総額は約24億円。上場時に100億円近くあったものの、大きく株価は下落している。小型グロース株としては成長性が評価されておらず、しっかり実績を出せば2~3倍くらいの株価の上昇は期待できそうだ。

以 上

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